2015.1.18 吾妻線 小野上~祖母島
冬になると走り出す列車って、いくつかありますね。
・雪列車(ラッセル車)
・特雪(ロータリー車)
…今年は一枚も撮っていません。
雪列車も特雪も、今や有名な列車になりましたが、そんな中、地味に走る列車があります。
・霜取り列車(別名:カッター)
電化区間は私の趣味の範囲外なので専門的なことはよくわかりませんが、霜が降りると、架線に氷の被膜ができてしまい、集電できなくなるという問題が発生するようです。
そこで登場するのがこの霜取り列車で、通常は、2丁以上のパンタグラフを搭載した列車を始発列車前に仕立てて、先頭のパンタグラフで架線に付着した霜(氷)を除去しながら走ります。2丁以上と書きましたが、次位のパンタグラフは何をしているかというと、走行するために必要な電気を集電しています。(←ふつうですね。)
深夜に列車が走らない線区で霜取り列車が走っていますが、吾妻線も霜取り列車が走る線区の一つです。特にこの吾妻線は、篠ノ井線と同じく事業用車「クモヤ145」を使って霜取り列車を仕立てています。
そんな霜取り列車を、日の出直後、ちょうど正面に日が当たる場所で撮影してみました。
ちなみに、連写したのですが、このカット以外はすべて鳥!が写り込んでしまい、ボツとなりました。この趣味をしているとよく遭遇する、里山あるあるですね(泣)